今の彼女とのなれそめ

話は変わりましてこんなお話。物語り仕立てで書いてみる。
筑坂にはヒョコヒョコと歩く、小柄の女の子がいました。僕はその子が少し気になってはいたのですが、ずっと別のクラスで一度も喋ったことすらありませんでした。そんなわけで、自分と彼女の間に何の関係も生まれないまま3年間の高校生活が終わっていくかのだろうと思っていました。が、卒業式の少し前、課題研究の発表会(ACに出した内容を発表したのですが)が終わった後、男友達と談笑していると、なんと一度も話していないその子が素敵なチョコをくれました。そうその日はバレンタインデーだったのです(正確には何日前か後ですが)。それをもらった僕は気が動転して"マジで?マジで?"とバカのように心の中で叫んでおりました。
家に帰った僕は家族にニヤニヤしながら自慢をして大事にそのチョコを食べました。人生初の本命チョコです。その時僕は考えました"ってか、両思いなんじゃね?"と。その考えは、どうせ筑波に行ってしまうんだから付き合ったとしてもいっしょにいられる時間はわずかだし、遠距離なんて無理だろと思ってあきらめていた自分に、一握りの勇気を与えました。そして、数日後の卒業生を送る会、ベタな企画ではありますが未成年の主張というものが行われました。"ここしかない"と僕は思いました。大きく手を上げて壇上に上がり彼女を壇上に呼びつけました。そして、"付き合って下さいと"一言いいました。すると、"お願いします"という言葉が聞こえてくるではありませんか。アンビリーバボです。
筑坂恒例のこの企画で告白した人の中での初成功だったそうです。同じクラスの仲間達は胴上げをしてくれました。落とされました。痛かったです。
チャンチャン。


んで付き合い始めて今に至ると。いやぁ懐かしいなぁ。あと2ヶ月で丸2年かぁ。今後ともよろしく。
いろいろあって、今は別々の道を歩んでおります。
復縁して、結局、結婚しました。