Ryoの失敗-何が明暗を分けたのか-

ブックマーク連携型検索エンジン「netPlant」の開発
http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/2006youth/gaiyou/2-04.html

今年の未踏ユースに採択されたみたいなんだけど、本質的にはKikkerと同じシステムになる気がする。

そこで第二に、ウェブサービスを公開することにより、収集したメタデータシソーラスリポジトリを第三者が利用できるような環境を構築し、他サービスの振興を行うことを目標とする。

こことか、どんぴしゃで一致してて、マジびっくり。
シソーラスは専門外なのでよくわからんけど。



提案概要から読み取れる限りで挙げられる違いとしては、以下の事かなぁと思う。

SBM自体を作る→作るのは難しくない。けど、作るメリットはあるのかなぁと。すでにある程度広まっているやつから引っ張ってきてはだめ?
・検索対象がブクマだけではない→これは、おもしろい。ただ、実現方法、例えば、どっかのエンジンにクエリ投げるだけとかだと「あれれ」となりそう。あと、Goolgeのパーソナライズドサーチと被っている予感。
・推薦されたものも、またブクマされる→Kikkerでもブクマボタンを横につければOK?
・表面的なアピールの仕方の、方向性が違う。→重要。




うーん。何が明暗を分けたのだろうか。


多分、技術的な事うんぬんっていうより、提案の仕方を誤ったんだろうなぁと思う。同じことをするにしても、言いようによってはとらえられ方が変わるし。
特に、2回の不採択を通して気づいたのは、技術の応用範囲を広げる、つまり、一般化するのは、あまりよくないということ。なぜなら、一般化されたものは大抵すでに存在するから。ニッチなところを狙った方がウケもいい。


上のことは、これから研究活動をして行く上でも成り立つ気がする。気をつけよう。