某提案書に書いてみた

今年の9月1日にGoogleGoogle Image Labelerというサービスを公開しました。
 Google Image Labelerでは、2人のユーザが参加して、Googleの蓄えている画像の中から一枚を与えられ、それにタグを付けます。そして、2人はタグが一致したかどうかを見て遊びます。やれることといえば、ただ、それだけで、ゲームとしては大して面白いものではありません。ただ、そこからのGoogleのやり方が興味深い。
Googleはタグが一致した場合にはそれを教師付きデータとして用いることで、インデクシングを行い、画像検索の品質を高めると言うのです。
今までのコンピュータの発展は、大抵の場合において、人がやっている仕事をコンピュータにやらせるようにする、もしくは、補助させるという方向で進んきており、これからも変わらないのだろうと思います。ただ、コンピュータのできる事にも限界があるという事が分かってきた今、Google Image Labelerのように、まだまだ愚かなコンピュータを、まだまだ賢い人間がアシストするようなソリューションがもっともっと出てくるでしょう。
こんな話がWeb3.0、ひいては、次世代コンピュータ技術のヒントなのかもしれません。


なんちゃって。


日曜日