Rimoについて

ここ数日、Youtubeを受動的に使えるようなサービスを考えてて、「本当にidea×idea-Youtube放送局-」なんてエントリを書こうと思っていたのだが、Rimo(http://rimo.tv/)がリリースされてしまった。がっくし。。せめて紹介記事(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0702/16/news037_2.html)を読む前に書いておけばよかった。。


とりあえず、ぶーたれててもしょうがないので、Rimoについて感ずるところをいくつか書いてみる。


まずは、面白いなと思うところについて。順序は紹介記事にだいたい対応させてある。

  1. お茶の間に向けたこと
  2. ユーザに番組表を作ってもらおうとしている
  3. ユーザの閲覧行動によって番組を選定
  4. ユーザの趣向によるマッチングを行う


まず1について。具体的にはwiiをプラットフォームとして考えてみるみたい。実際、YougakutubeをWiiで見てるなんて人もちらほらいることから考えれば、目のつけどころは悪くないと思う。
次に2について。コレは自分も考えてた。もろかぶり。
で、次に3なんだけど、具体的にはユーザの閲覧行動によってはずれビデオをはじこうというもの。これはかなりびっくりした。あと4も。これらは、ユーザの閲覧行動がトラックできるという点に気付いていないと思いつかないアイデアであり、素晴らしいと思う。


まとめると、Rimoは2,3,4を駆使することでViewer Generated TVとでも言うべきものを実現してくれるみたい。これは楽しそうだ。



次に問題点について。

  1. お茶の間向けじゃないコンテンツの問題
  2. コンテンツの継続性の問題
  3. 画質の問題


まず1について。いくらyoutubeがアレな動画をチェックしているとはいえ、それを漏れるものは出てくるはず。子供にアニメを見せていたらアレな動画が流れてたなんて事が起こるとすれば、お茶の間ユーザは使ってくれるかなぁ?
次に2。これは、ドラマとかアニメのような、全体を分割して提供しているようなコンテンツをどうするかという問題。例えば、アニメチャンネルとかはアニメのコンテンツを適当に流しているようだけど、それらは一回分だけ見て意味のあるものなのかと。
最後に3。実際問題として、ノートPCで見ていても実写系の映像はかなり画質が悪い。これをTVのサイズで拡大して見たとしたら、もう見れたものじゃないと思う。
#アニメとかは大丈夫


1については、はてな側で人を使ってはじくようにすればどうにかなりそう。
2については人なりプログラムなりで全話のリストを作って、ある一話を見ていたらその前後の話も見られるようにすればよさげ。
3についてはかなり難しいところ。YoutubeじゃなくてStage6からコンテンツをひっぱってくるとか?うーむ。


とにもかくにも、Rimoには期待してるので頑張って下さい。特にユーザ作成の番組表には期待してます(・∀・)。