VMWare上で動いているLinuxのシリアルコンソールに接続する

環境

VMWare Workstation 6

CentOS 5 カーネル2.6.18-8.el5

Windows XP SP2

手順

  • VMWareのシリアルポートの設定
    • VMのデバイスの追加でシリアルポートを追加

外部への公開の仕方としては名前付きパイプを選択。
名前は¥¥.¥com_1というデフォルトのものでOK。
接続先は「アプリケーション」
パフォーマンスの低下を避けるためにポーリングはしないに設定しておきましょう

インストールしたら変換するための設定を追加して起動しておきましょう

/boot/grub/menu.lstに

kernel /vmlinuz-2.6.18-8.el5 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb qui\
et clock=pit noapic nolapic console=ttyS0,9600n8

というように

console=ttyS0,9600n8

という設定を追加しましょう


また関係ないですがXenの各種メッセージをシリアルポートに出力したい場合は

kernel /xen-3.1.0.gz com1=9600,8n1

というように

com1=9600,8n1

という設定を追加します。


    • gettyを起動するように設定する

/etc/inittabに

co:2345:respawn:/sbin/getty ttyS0 CON9600 vt102

を追記

  • Teratermで接続してみる
    • 起動する
    • 最初に接続先を指定するダイアログはキャンセル
    • 設定-端末の端末IDをVT102に設定
    • 新規接続からローカルホストに起動してあるNamed Pipe TCP Proxy Utilityに接続

サービスにTelnetを選択。
8888番ポートにバインドしていれば接続先は127.0.0.1、ポートは8888。
で接続。

シリアルポートにブートメッセージとログインプロンプトが出てくるはず。
めでたしめでたし。