人生って、ちと考えてみる

今日はちと人生について考察してみる。自分は同じ程度一生懸命生きている人間であれば、全てのスキルや資源、幸せとか全て足し合わせたらどんな人間も1になる、人間ってそんなもんなんじゃないかなと思う。例えば、バリバリのビジネスマンがいたとする、大学もいい所に行って、いい会社に入って仕事ができる人間。でも友人達との付き合いは薄い、家族と過ごす時間はない(もしくは愛する人を見つけることができていない)、人に対して優しく接することができないという人がいるとする(私は堀江社長は好きな方だが、バリバリのビジネスマンとして堀江社長をイメージしてみるといいかも)。反対に、頭はあまり良くない、仕事もできない、でも幸せな家庭があって、休日を有意義に過ごしている人がいる。さてどちらが幸せなのだろう?
極端に言えばホームレスの人はどうだろう?社会的な地位としては低いかもしれないし、いい物を着ていい物を食べるということはできないかもしれない。でも私の父は彼らがいつも楽しそうに見えたという話を私にしていた。毎日ストレスにさらされ、忙しくつらそうな顔をして過ごすサラリーマンは楽しそうに見えるだろうか?
やはり何かを得れば何かを失うし、何かの能力を伸ばせば何かの能力を失う。イメージとしてはRPGのゲームで経験値を「力」とか「魔力」とか「素早さ」とかに割り振れたりする時と同じようなもんである。
天才的な人間は何かを失っている場合が多い(例えばビューティフルマインドの数学者の人とか)、天才とキチガイ紙一重というやつである。じゃあ優れた人間ってどんな人間なんだろう?(こんな事を考える事自体がナンセンスなのかもしれないが)、それを自分が考えた結果、ある程度のバランスを保持したまま、より効率的により多くの能力を同時に伸ばしていける人間なんじゃないかなと思う。冒頭でみんな足したら1になると言ったが、それは近似的にであって、1.1とか1.15ぐらいにする事はできるんじゃないかなということである(反対に1に達しない人ももちろんいるわけだが)。
オチはないんだけどこんな事を考えつつ自分は生きております。おしまい。