やりたい事が見つかった気がする

学生から身分が変わって、研究活動をしなくなったら、休日なんかは学生時代より自由に時間が使えるようになったので、先月半ばくらいからまた趣味プロを再開している。


とりあえず、学生時代の研究の中で作ったSvengaliを整理してみたり、個人でのシステム開発で使えそうなクラウド関連の情報やら、これまでの研究活動の惰性で大規模処理のツール(MapReduce、分散key-value store等々)の情報やらを漁ったりしているけど、いまいちモチベーションが弱い感じが否めない。


Svengaliも、便利だから皆と共有したいなーというのと、ちょっとした物でも良いからちゃんとしたソフトウェアプロダクトを、コミュニティーベースで作ってみたいなーというモチベーションでやっているけれど、この調子だと早々にとん挫しそうな予感がしている。


自分の考えとして、物事に取り組む時は、なによりモチベーションが大事というのがあるので、これはいかんなーと思い、原因を考えてみたのだけど、まぁ、多分、自分を行動に駆り立てるゴールが無いのがいけないんだろうなと思う。


これまでいろいろ作ってきた時は、

  • [1]自分の活動の範囲内で最終的な自分が欲しいアプリまで落ちてた(はてブ関連のサービス、YougakuTube、もひかんチャット、ひらめいったー、CAE*1 )

 #開発するソフトウェアは自分で使うこと、というのは、まぁ良く言われる話


か、

  • [2]作っているもので面白いことが出来そうだと確信していた*2(TOFU-G)


のだけど、今はそのどちらでも無いんだよね。


で、まぁいろいろ考えて、今必要なのは[1]の方向にどう持っていけばいいか、すなわち、Svengaliとか、クラウドとか、大規模処理のツールが必要で、かつ自分が必要だと思えるアプリを見つけることだなと思って、何かないかなーと考え始めたのだけど、まぁ、そうすぐにそんなものが見つかるはずもなく。


はてブ関連の話の続きもやりたいと思ってたけど、結局いくらリコメンドしても、自分にはそれを読む時間が確保できない(割り当てられなかったといった方が正確かも)ので、結局使わなくなって飽きると思うし、コードがアレな感じなのでもう触りたくない。ということで却下の方向。


こんな感じで、ここ数週間いたのだけど、つい今やりたい事(方向性)をひらめいた。


うまくやれば、これまでちょっとかじったリコメンデーションの話とか、前に考えつつも断念した話(http://d.hatena.ne.jp/kanbayashi/20070428/p2)なんかともうまく結び付けられそうな気がする。全てが繋がった!


ひとまず、Twitterの分散クローラー作ります。


#ちょっと上の話から離れるけど、個人的には、アプリの下層に位置するようなソフトウェアを書く人間は、アプリまで自分でやってみるという事は重要じゃないかなー。と思っていたりする。
#ちなみに、逆は、下層の開発者の改善に繋げられるという意味ではやってもいいけど、あんまり頑張らなくてもいいと思ってる。