脳トレの一種としてn-back課題というものがあって、少しだけやっていたことがあった。
Nバック課題
http://ja.wikipedia.org/wiki/N%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E8%AA%B2%E9%A1%8C
n-back課題がWebで体験できるサイト
http://cognitivefun.net/test/5
n-back課題についていいかげんに説明すると、任意のサイズの縦横同じ個数のマス目があって、その中で以下をやるもの。
1)ランダムにマス目が点滅していくのでそれを順番に覚えていく
2)点滅する度に、そこの点滅のn個前の点滅が同じ場所であるかをYes or Noで回答する
とりあえず、本稿では雰囲気だけ分かってもらえば良いので、上記の体験できるサイトに行って青いボタンを押してみて欲しい。
で、この課題をやっていたのだけど、点滅したマスを覚えておくというのが難しく、なかなかうまくできなかった。
そこで、編み出したコツが点滅の順番を一筆書きで追いかけて、その形を覚えておくという方法。
これを駆使することで大分できるようになった。
このテクニックを応用したのがタイトルの数字暗記術。
数字をマス目にマッピングして、数字列を一つずつ追いかけていった軌跡を一つの形として覚える。
# ちなみに、これをやるときは指で軌跡を描くなどすると、体の感覚も駆使できるので更に良い。
こうすると、何も工夫しないと短時間で忘れてしまうところが、長い間・確実に覚えておける。
あと、記憶って、いろんな形態で頭に入れておくと忘れにくいので、本稿のテクニックと併せて以下などを組み合わせると更に記憶の強度があがる。
・語呂合わせ
・数字の関係を覚える (ex: 4832なら4x8=32、248なら倍々、2525なら5の2乗が2つ、とか)
さすがに、数字を観る度に上述のテクニックをやっているわけではないが、どうしても一定期間は覚えておかないといけないような数字があった時は駆使して覚えるようにしている。
我ながらなかなか良いテクニックだと思っているので、本稿で共有しておく。
【応用】
任意の情報も数字にマッピングすることでこのテクニックを適用できる(と思う)
# 自分はやっていないのだが...
・ひらがな → 母音、子音に番号をつければ、数字2つでひらがな一文字が表現できる。
・アルファベット → A〜Zを10個ずつに分割して並べれば、分割グループの番号とグループ内のインデックスの2つの数字で1文字が表現できる
やる気のある人がいたら試してみて効果のほどを報告して欲しい。